ゆうとの日記

学生生活終了間際の学生が日々のアウトプットをするための日記です。アクチュアリーだったり、映画だったり、数学だったり、いろいろなことについて雑多にアウトプットしていこうと思います。

ついに新社会人!根回し仕事術を読んで。(20.6冊目)

皆さんこんばんは。ゆうとです。

今日はとーーっても久しぶりの読書感想です。なんと2ヶ月ぶりくらいなのかな。やっべえ。。。

実は何冊か既に読み終わりそうな本とか、読んだ本とかあるんですけど、いまいちまとめる時間がなかったり、ブログにはしきれてなかったのです。この本は割とスイスイ読めて、ノートにもまとめられたので記事にしています。

読んだ本は、「インバスケット的 根回し仕事術」です。

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この本はいわゆる根回しに関する本です。

まず、この本を読もうと思った理由を述べていきます。

 

根回しというと、自分のしたいことのために裏工作するみたいな暗いイメージを持たれている行為だと自分も思っていました。しかし、根回しはコミュニケーションの一種であることには変わりがなく、しかもあからさまじゃなくしれっとできると仕事で役に立ちそうだなぁと漠然と思っていたので読むことにしたのです。

 

しかしこの本を読んでいくうちに、根回しに対する悪い印象が変わってきた気がします。それを、以下にまとめた学んだことから感じました。

 

その前に、全体の構成のことを話しておくと、この本では、確か先に「根回しとは」みたいな章があり、概論を学びます。

そのあと、物語形式で具体的な仕事での事例に沿ってその人がどのように行動すればいいのか、すなわち根回しすれば良いのかという部分を学び、最後の章でまとめに入るというものだったと思います。

真ん中の章がとても大切で、学びやすかったです。というのも、具体的な事例に沿ってエピソード的に語られていくので、こういうことに出くわしたらどう自分が対応すべきがが、一般論で片付けられるよりイメージしやすかったからです。

いわゆるインプットとアウトプットがセットになっている感じがしてとても良かったと思っています。

 

それでは、まとめノートをご覧ください。

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とても久しぶりな読書感想なので、少し甘めな記述や考察になっているかもしれませんが、ここから自分の気づきとtodoを3つ、書いていこうと思います。

ここが僕の読書感想のステップの上で1番大切だと考えているので!

 

○気づき、todo1つめ。

まず、一つ目の気づきは、根回しというのは努力の方向を間違わず、自分やチームの目標を達成するための行動であるということです。しかも、この行いは必須なくらい大事だということです。

根回しというとすごく大掛かりなことをこそこそ(というか他の人にバレないように)するみたいなイメージがありました。しかし、この本を読んでいると必ずしもそうではないのだということがわかりました。

例えば、最初に相談する相手を誰にするかを考えるとか、自分の仕事における問題点や方向性の相談、軌道修正を行ってもらうという、普通の仕事が根回しになりうるということを学びました。

ひとつめはキーパーソンに初めにお話する事でメンツを立てるであったり、上司として部下の仕事の把握ができるというメリットがあるという点、問題が起きても相談しているから対応しやすいというメリットもあるかもしれません。2つ目の例では、あらかじめこのような事をやっていると暗に伝えることが出来ます。自分の仕事や目的が相手に伝えられるというのはある種根回しと言えます。

 

こういういわゆる普通の仕事のプロセスでも、根回しになりうるということが本書から学べました。

もっと言い換えると、根回しというのはコミュニケーションの延長にあるもので、その能力は社会人たるものは持っておく必要があるのじゃないかと思うのです。自分の目標を達成するためのコミュニケーションツールとしての根回し。これはとても重要だと感じました。

個別にhow toが学べる点が良いと上で書きましたが、僕は途中から根回しの方法を学んでいるというよりかはむしろ、これから上司の方とコミュニケーションしていく上でのその術を学んでいるのだという意識で読んでいました。

その上で自分のやるべきことはなんだろうと考えていましたが、新入社員としての視点から考えると、やはり最初は上司や先輩たちと信頼関係を作れるようにする、ということになるのではないかと思いました。

根回しすると言っても、普通のコミュニケーションの延長であるというくらいに考えていると、普段の関係が大切になってくると考えました。ということは根回しは仕事が始まってすぐは使えません。そうなると根回しするための土台が必要となり、それが信頼関係だと思うのです。

別にこれは根回し云々に関係なく、新入社員として入る時にとても重要になると思います。まずはここをしっかりしたいと考えます。

具体的には、早く場所の先輩方の名前とか趣味とかを覚える。元気に仕事する。言葉遣いは丁寧に。やる気を見せて、それを行動に移す。

与えられた仕事は締め切りよりも早くチェックを入れてもらって締め切り時にはより良いものを出せるようにしておく。誘われた飲み会にはなるべく参加する(コロナが落ち着いたら)みたいな事をしっかりやっていきたいと思います。

自分は入ってすぐバリバリ働けるタイプではないと思うので、先輩に学ぶこと人よりもが多いと思います。その時にしっかり教えてやろうと思われる後輩になるようにやる気をしっかり見せら働き方をしたいです。

 

○気づき、todo2つめ。

これは根回しとは直接関係ないのですが、大事だなって思ったことで、仕事は緊急度と重要度の2軸で分けて考えるということです。

これは読んでてなるほどなー!と思いました。

仕事がいつもバタバタしている人は、緊急度も重要度も高い仕事の割合を多く設定しているのだそうです。反対に仕事が出来る人は、重要だが緊急ではない仕事の割合が多いそうです。全部を緊急だと思わず、長期的な目線でやっていこうというものの割合を多くしておき、余裕のある時に実行していくと良いということなのでしょうかね。

ここに関してはまだ仕事を与えられていないので自分の仕事はどの割合がどうなるかはまだ分かりませんが、この重要度と緊急度の2つの軸で考える癖をつけるというのはtodoにしておきたいですね。

 

○気づき、todo3つめ。

3つめは、伝え方伝わり方を考えると相手の行動も変わるんじゃないかということです。

例えば自分にある仕事上の計画が頭にあって、その計画を達成ために上司にお願いします!と行くよりも、この計画が達成されると部署としては○○というメリットがあり、上司には○○というメリットがあります。などのように、自分都合じゃなく相手都合を考えた伝え方をする方が相手に対して訴える力があるように感じました。

自分の都合を通すために、相手のことまで考えて動けたらそれはみんなが気持ちよく仕事が出来ると思うんです。

 

上の例だけではなく、例えば忙しくしている部署にお願い事をしなければいけない場面とかでも、ただお願いを言いに行くよりは、「私は○○様の的確なご意見や、専門的な力のおかげで仕事が迅速に進められており非常に感謝しております。大変お忙しいとは思いますが、〜」みたいに、相手が忙しい事をわかった上でお願いをしている事、プラスその方にいつも感謝している事を伝えると、より気持ちがこもった文章になるかなーと思いませんか?

 

今のはパッと思い浮かんだ例ですが、今までの記述を踏まえたtodoとして、相手のことを考えた上でしっかり発言することを意識したい。さらには新入社員として色々相談に乗っていただいたり、アドバイスや指示をいただくことが多いことでしょう。その環境が当たり前だと思わずに教えてくれたり支えてくださる方々に感謝を伝えること。それらを意識して働いていきたいです。

 

根回しという言葉は未だあまり好きではありませんが、良好なコミュニケーションの手段を教えてくれたこの本に感謝したいです。

そして、この本で学んだことを生かすために!まずは上で書いたtodoをこなしていくこと、そして新社会人としての色々を覚えていきたいと思います。

いよいよ、4/1も目前。しっかりやる気出して働きたいなと思います!!

長く、そして拙かったとは思いますが今回の感想文はこれで終わりにしたいと思います。最後までお読みくださりありがとうございました。

 

p.s.過去の読書感想が気になる方はこちらをどうぞ。

「若き数学者のアメリカ」を読んで。(20.1冊目) - ゆうとの日記

「メモの魔力」を読んで。(20.2冊目) - ゆうとの日記

「入社1年目の教科書」を読んで。(20.3冊目) - ゆうとの日記

伝え方で人生をより良いものに!「伝え方が9割」を読んで。(20.4冊目) - ゆうとの日記

養老孟司の〈逆さメガネ〉を読んで。(20.5冊目) - ゆうとの日記