アクチュアリー就活の話① 本選考前の話
皆さんこんばんは。ゆうとです。
だんだんと自分の大学卒業と入社が近づいてきて楽しみと不安とが入り混じっているこの季節に、去年の就活のことを思い出そうかなと思い、こういうブログを書くことにしました。今年以降アクチュアリーを目指して就活する人たちへの応援になればいいなとも思っています。
まず断っておきたいのは、あくまでここに書く話は僕がやった場合にうまく行った話であって、必ずしも一般論ではないよということです。というのも、当時の自分は数学科の中で就活をしていたおそらくただ1人の学部生でした(後でもう何人かいたのですが、その時にはその人たちのことを認知しておらず、たった1人で就活をしていました)。
ですので、もっと効率いいやり方や動き方はあるかもしれないので、アクチュアリー就活を成功させたい人はこの記事以外にもいろいろな記事を探して読んでみることをお勧めします。
もう一つ断っておくと、具体的な社名を出して話を進めることは避けます。あくまでもアクチュアリー選考を行っている会社全般に対して動いたこととして書くので、具体的な会社の選考ルートが知りたい人は会社の説明会に行くか、こっそり僕に連絡してください笑。
それでは始めていきます。
まず、僕が就活を始めたのは学部3年の夏です。その時はなんかインターン行っとこうと思って、特に会社の知名度とかも知らずとりあえずアクチュアリーインターンないかなと探して5daysのやつに申し込んだという流れです。インターン行ってからそこはメガ損保だと気づきました笑。それくらい情報持ってなかったです。
それともう一つ、生保も5daysに行きました。2つ生保はうかったんですが日程が被っていたので1つは辞退して興味があった方に参加。損保とは違ってなかなかたくさんの人がアクチュアリーインターンに参加していました。
冬季も損保に1社だけ行きました。生保は2つ申し込んだのですが落ちました。
アクチュアリーインターンの選考は各会社によって違います。ESとSPIだけを課すところ、面接を合わせて課すところ、数理試験を課すところ色々です。この辺りは選考本番の事前練習と思って受けましょう。
アクチュアリーインターンの選考倍率は本選考ほどではないですがそこそこ高いと思います。
特に大きな会社は面接や数理試験がある可能性があります。数理時間では確率やフェルミ推定、高校数学の内容から大学初年度の線形代数や微積程度の内容が出ます。生保の方が数理試験は簡単です。損保は比較的難しかった記憶があります。
インターンの内容自体は、アクチュアリーが活躍する各部署の方がいらして、保険数理的な内容の勉強と合わせて、実際にパソコンを用いたワークや、社員さんとの座談会などがありました。
特にワークは数時間かけて分析や議論をして、それをパワポにまとめて提出するといったものも多かったので、難しかったですがとても楽しかったです。同じ班のメンバーとああでもないこうでもないと言いながら試行錯誤していく過程がとても楽しかったです。
また、座談会も非常に有益でした。第一線で正会員として活躍なさっている方もいらっしゃれば、まだ年次が若くて正会員に向けて勉強中の方がいらっしゃることもあります。双方の今のお仕事や会社のカラーや印象の話、その会社の今後の話、試験勉強の話。話題が多岐に渡るので頭がパンクしそうでしたが必死にメモを取り、今後の就職活動に役立てようとしていました。
僕がアクチュアリーインターンに参加して必ずやっていたことが2つあります。
1つは各タームでお話をしてくださる社員さんや人事の方に必ず何か質問をしに行っていたということです。優秀な方がたくさん参加するインターンで自分の差別化を行おうとしたんですね。社員さんの説明は分かりやすいのですが、時間の関係でどうしても聞ききれない部分がある。そこをメモして休憩時間中に聞きに行ったりしていました。ゆうとという学生を少しでも印象づけようとしていました。人事の方にも、毎日必ず話しかけに行き、特に質問がなくてもプログラムの感想など気軽に話に行こうとしていました。評価がそれで上がることは期待していなくて、単純に自分を覚えてもらうため、意識してもらうために行っていました。
もう1つは、班が同じ学生とは仲良くしていたということです。アクチュアリー選考というのは狭き門です。就活に行ったら同じ人と何回も出会う。そういうのは本当によくありました。単純に僕が人と仲良くしてたいと思ってた部分も大いにあります。ですが、インターンの時点で仲良くしておくと、今後の就活の時に情報交換が出来るかもしれない、自分以外にも同じ道を目指す人がいていい刺激になるかもしれないと考えていました。実際、その予想は当たっていて、インターンで面識があったり仲良くしていた人は就活が始まっても情報や精神面で本当に心強い味方でした。
アクチュアリー選考を勝ち抜くためにはインターン参加は必須かということに軽く触れておきます。結論から言うと、インターンは必須ではない。ただし、同期のコネクションが作れる点で有利だということです。
…と、結構ここまでにも書いてあって長いブログになりそうな予感がしたので、一旦ここで区切ろうと思います。先が気になる方は是非続きも読んでくださいね。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。