ゆうとの日記

学生生活終了間際の学生が日々のアウトプットをするための日記です。アクチュアリーだったり、映画だったり、数学だったり、いろいろなことについて雑多にアウトプットしていこうと思います。

「メモの魔力」を読んで。(20.2冊目)

皆さんこんにちは。ゆうとです。

今日から仕事始めの方が多いのではないでしょうか。父も朝早くに仕事に出かけていきました。

来年からは自分もそうして働くことになるんやなあと考えると、楽しみなような悲しいようなそんな複雑な気持ちです。

同期や部署の先輩と仲良く仕事ができてたらそりゃ楽しいだろうし、仕事自体が楽しかったらそりゃ仕事に行くのが苦じゃないだろうからです。

ただ、もっと休みがあればいいのにと思うのかなあ。そうなると悲しいですね。こんなことを考えるくらいには社会人ももうすぐそこまで迫ってきています。まぁ、卒業ができればの話ですが笑単位計算は合っているはずですがすごく不安になりますね。

 

さてそんな今日ですが、前回のブログで書いたように、前田裕二さん著、「メモの魔力」を読み終えましたので、その感想を書きたいと思います。

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いつも通り、before→気付き→To Doの順に書いていこうと思います。

○before

まず、この本を読もうと思ったきっかけは、樺沢紫苑先生のアウトプット大全です。考えたことや閃いたことというのは、30秒から1分くらいでだんだん記憶から消えていくので、それを防ぐためにもどんどんメモしていこう。そんなことが書かれてあった気がします。そこで僕は、「日頃からメモを取る習慣はアウトプット大全のおかげで少しずつ付いてきたが、仕事とかでもメモする機会はとても多くなるだろうし、メモの仕方、いい使い方について勉強しとくのは悪くない」という思いから読んだわけです。

 

○気付き

色々あります。まずメモを第2の脳として使うことで、脳のリソースを創造の為に割くことができる、ということです。これは言われればめちゃくちゃ当たり前な気もしますが、頭の中でたくさんのことを覚えておけ、それを取り出して使える方がカッコいい、とか思っていた僕にとっては新たな発見でした。何せ自分が触れたり得た情報はいつ重要になるかわからない、明日かもしれないし、何年も先かもしれない。だからメモをしておくんだ。というようなことが書かれてありましたが、本当その通りだと思いました。気になったことをメモしておく、やらないといけないことをメモしておく。そうすることで、自分が本当に意識を傾けたいところに脳のリソースをたくさん割けるようになります。これは実際の仕事だと、スケジュールとか細かな作業とかはメモしておいて、今取り組むべき仕事にしっかり集中できる、みたいなことに当てはまるのだろうと思います。

 

次に、そのような創造のためのメモをするためには、「ファクト→抽象化→転用」という流れでメモを取るのが良いということです。メモの具体的な方法論はここで書くと本みたいな分量になりかねないのでやめておきます。これ自体が僕にとって新しいということではないのですが、ピンと来たのは、これは樺沢先生の読書感想法にもあったbefore→気付き→to doと似ているなということです。自分の得た情報から大切なことをまとめ、それを現実の行動として転用、to do化するという流れ自体は凄く似ています。つまりメモを単に取るだけではダメで、そこから何か学びを自分がもぎ取らなければ行けない。そのための思考訓練だとか言語化の練習は必要性は本書でも言及されていました。ただ、自己成長をしていくためにはさらにその後to doとして行動に落としていくということがとても大切なんだなと改めて思いました。

 

また、抽象化や言語化のために、自分の感性にあったり、面白いと思ったことはメモをしておくというのはいいなと思いました。印象を受けた言葉をモチベーションにできるし、それをさらに他の人に共有できる。自分が今やっているみたいに文章を作るときの参考にもなるし、一言でスパッと言えるとメモも楽だし話す場合も興味を持ってもらいやすい。そんなメリットがある気がします。ですから、この本の中で素敵だなと思った言葉を早速いくつか拾ってみました。

「自分をよく知って何かに熱中している人」こそ、多くの共感を集める人になる、すなわち価値を持つ

 

「本当に強い」とおもう人材は「想いの強い人」

 

成長のためには、習慣に勝る武器はない

特に最後の言葉は新年になって、日課を設定してこなそうと新しく始めた自分にとっては凄く心強い言葉です。今意識してやっている諸々の活動を意識せずともやるようにまで突き詰めてやれば、必ず飛躍できると信じて頑張ろうと、この言葉が思わせてくれました。

 

最後に、熱量を持って物事に取り組んでいる人、真剣に物事を伝えようとしている人は尊いしかっこいいということです。この本を読んでいる最中、著者である前田裕二さんの言葉はとても高い温度の熱がこもっていたように思います。前田さんのメモに対する想い、前田さん自身の目標に対する想い。それらがストレートに伝わってきたように感じたんです。そして、それはとてもかっこいいと思ったんです。

真剣に目標に向かって取り組んでいる人を見ると、応援したくなる。自分も頑張りたくなる。

 

○To Do

ここが1番大事だと思っています。現実の行動に移してこその成長ですよね。

まず、メモする分量をもっともっと増やそうと思います。言うには、量が質を生むそうです。これはたくさんメモして、たくさん抽象化→転用のプロセスを経ることで、思考の訓練とto doの洗い出しができるからだと思います。

まず第一歩として、メモの量をたくさん増やします。気になったこと、考えたこと、気になった文章、言葉、些細な事、どんどんメモしていきます。

 

次に、人生のうちにやりたいことを洗い出す、もう一度自己分析をやってみるということです。これは社会人になる前の今、もう一度やるべきだと強く思いました。これからの社会人生活で自分の本当に達成したいことはなんなのか、なぜ達成したいのか、そのためには何が必要なのか。そんなことを明確に意識して、小さな行動に落とし込むことはとても大切だと思ったのです。そして、それらをしっかり知るためには自分のことをもっと深く考えるべきだということで自己分析をします。この本の付録としてついている自己分析用質問に答えていこうと思っています。その際にも、自分の答えたファクト→抽象化→転用のプロセスを経ることでメモの練習をしようと思います。前田さんがこの方法を推奨していましたので。

やりたいことの洗い出しの際、加えて優先順位をつけ、1番叶えたい目標に向かってすべきことをタスクとして書き、期限を設け、行動する。

 

大きくはこの2つをやろうと思います。この2個だけでも最初は結構しんどいと考えています笑

そのしんどさの先にメモの習慣化、脳のリソースの有効活用があると信じて、行動していきます。

 

この本からは上記のような色々なことを学びました。前田さんの熱量を触れてみたい、メモを取るのがそんなにいいのか、とか少しでも気になる方は読んでみることをお勧めします。個人的にはとても学びある素敵な本だと感じました。

 

それではこの本の読書感想はこの辺りで終わろうと思います。最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

p.s.今日の勉強内容(20.1.6)もここに書いてしまおうと思います。

・ニュース3記事読んだ

・生保数理教科書読み進め

・リスニング15分と少し

・数学者の言葉では、の読み進め