ゆうとの日記

学生生活終了間際の学生が日々のアウトプットをするための日記です。アクチュアリーだったり、映画だったり、数学だったり、いろいろなことについて雑多にアウトプットしていこうと思います。

2019年度アクチュアリー試験の感想について。

 

皆さんこんばんは。はじめまして。ゆうとと申します。

私の自己紹介を軽くしたあと、今年度のアクチュアリー 試験の感想を述べたいと思います。

 

まず、私は現在大学4年生です。学部は理学部で、代数学という数学の分野を専攻しています。

大学院に進むつもりはなく、ある保険会社に来年から勤める予定です。アクチュアリー採用でご縁をいただいています。(もしかしたら当時の振り返りをこのブログでするかもしれません。)

 

本当にざっくりとした自己紹介はこれくらいにしておいて、本題のアクチュアリー 試験の感想についてお話しして行きたいと思います。

 

まず今年、僕は実質初めてアクの試験を受けました。去年も申し込んではいたのですが、学校の必修を終えたり単位を揃えたり就活の準備をしたりで他に手が回す余裕がなく、試験も受けませんでした。

 

今年は、大学の数学のセミナーの準備を大体終えたのが11月中旬だったので、そのあたりから本格的に勉強を開始しました。実質1ヶ月チャレンジです。

しかし、12月に入って急にペースダウンしました。というのも、「まだまだ全然理解度高くないし、公式を振り回せる段階にもなってないし、今年はもう合格するの無理だろうなぁ、記念受験にしよう」

みたいな気持ちになってしまい、違う内容の勉強を始めたり、来年の試験に向けて勉強を始めるようなことをしてしまったからです。

結論から言うとかなり後悔しています。後々、この試験勉強期間の1ヶ月で得た教訓みたいなものを書こうと思います。

 

受験科目は数学、生保数理です。

本当にそこまで勉強できたわけじゃないので、勉強法に関しては触れないでおきます笑

他にもアクチュアリーの受験記録をなさっている方々の意見を参考にした方がいいと思います。

 

まず、数学です。

数学は実質モデリングを捨てていきました。実質80点勝負だなあと思っていました。

第1問目の小問集合では、中心極限定理を使う問題だったり、第一種の誤りなどの問題が解けませんでした。

あと地味にWelchの検定なども誘導なしで出ていて、覚えているわけないやん!って感じで鉛筆を転がしました。検定の問題はほとんど対策できずなので、今後しっかり勉強しなおしたいと考えています。

 

実質勝負は第2.3問でした。なんてったって勉強不足の僕にとっては丁寧な誘導が付いている問題は稼ぎどころだと思っていたからです。その予感は幸い的中し、どちらの大問も最後まで手が出たのです。おそらく軽いミスがあったとしても40点中35点くらいはきてるんじゃないかくらいの出来だと思っています。(そう思いたい)

 

ということで、後は小問集合で自信のあるところが合っていて、あと少し運が良ければ受かってるかなーーーくらいの出来だと思います。

もし受かってたとしたらかなり儲け物ですが、この理解度だと損保数理の勉強にかなり支障が出そうなので、損保数理の勉強の傍ら数学の内容も復習しないとなって思っています。(モデリングは未修ですしね。)

 

全体としては2時間くらいで途中退出しました。かなり自分の中では粘ったほうじゃないかなと思っています。

 

次の日、生保数理です。

生保数理に関しては勉強が終わっていませんでした笑

就業不能の章や、介護保険入院保険の章はパラパラとしか読めておらず、そんな状態での試験でした。

ですのでこちらの試験に関しては、撃沈といったフレーズが1番合う気がします。

 

まず、問題全体を見渡したところ、「これは無理やな」と思いました。

構成自体は4点問題が6つ、7点問題が8つ、そして誘導付きの問題が2つでした。

結構就業不能に関する問題と、介護・入院保険に関する問題が出ていたのです。それに加えて、即時払の累加保険、累減保険や、計算基礎の変更、見たことない解約返戻金の問題、などなど勉強時間がぜんぜん足りていない僕にとってはとてもとても難しかったです。

連続払の責任準備金を微分した時の式を完成させよみたいな問題も出ていたのですが、見たことなかったです。

この試験は結構無理でした。笑

そんなこんなでそもそも解ける問題が少なく、せめて解けるところは解いて、考えてもどうしようも無い問題は(結構ありましたが)

鉛筆を転がしました。

 

まあこの試験は落ちてると思います。流石に。

個人的にはもう少し過去問で見たことあるなあみたいな問題が出てきてくれて40点と少しくらいは自力で頑張れないかなあと思っていましたが、とてもそんな状態ではなさそうでした。

来年、再チャレンジしたいと思います。

 

以上が2日間の試験を受けた感想になります。大変苦い思いをした試験だなあと、今書きながら思っています。

 

次に、この試験で得たことと来年以降目標にしたいことを書いていこうと思います。 

 

大きくは

・試験勉強を開始するのが遅すぎた。

・公式は導けることも大事だが瞬時に思い出して書けるようにしておくことも大事。

・意外と誘導問題は粘れる

・試験直前までしっかり勉強できるようなメンタルケアをする。

 

が反省点として挙げられます。

 

まず、両方の科目に言えることですが、しっかり腰を据えて試験勉強を開始した時期が遅すぎました。卒業を第一目標にしていたのもあり、多少は仕方ない点もあるかもしれないですが、もう2ヶ月ほど早く勉強をしていれば、生保数理の範囲を学び終え、練習する時間も取れただろうので少し結果は変わったかもしれません。

 

次に、必要な公式がさっと書けるようにするのはやはり大事だなということです。僕はそこまで公式を覚えることを重要視していませんでした。その場で導く練習が出来ていてその過程で覚えられたらいいやーくらいのノリで、だいたいの公式はその場で導いて使っていました。

しかし、それが試験本番まで覚えられず、結局試験本番でもそれら公式は導いて使っていたのです。

毎回公式を導く作業は、試験勉強序盤にはいい勉強法なのかもしれないと思いつつ、本番までこの状態を引きずったのは反省点だなと思いました。

結論だけサッと書ける、それで理由の説明もできる。

この状態が個人的に考える理想の状態だなと反省してみて思ったので、来年度の試験の際は、受ける科目でかつよく使う公式に関してはこの状態にしておきたいなと考えています。

 

次に、意外と誘導問題(大問)は粘れるということです。僕は、それこそ何度も言いますが、本当に勉強時間が足りない状態で試験に臨みました。なので誘導等の何のヒントもない問題は手が出ず鉛筆を転がすような機会が結構あったのです。

しかし、数学の誘導問題などは少しの知識的な面(ガンマ分布の平均とか検定の知識)があれば、その結果に向かって式をいじればいいやんなどと、意外と手が出たのです。

もちろん対策するに越したことはないです。でも、小問が分からない状況でも大問で点を稼いでどうにかすることは何とかなるなぁと思ったので、来年は小問で解ける問題を増やせば、大問は割と何とかなるだろうから合格が狙えるかもしれないと少し気が楽になりました。(もちろん対策はやるつもりですが)

 

最後に、メンタルケアは大事だということです。試験の日までに、私は試験対策が思うように進まないし、やることは全然減らないし、どうせ今年の合格は無理だから諦めちゃえと勉強を疎かにするという状況になってしまっていました。

しかし、試験当日いざ問題を開いてみると、意外と出来そうだなと思ってしまったのです。あの時試験勉強をやめずにもう少しだけ頑張っていれば、解けた問題があと何問かはあったと思うのです。この部分が1番後悔しているところかもしれません。

ですので、来年は直前まで対策を怠らずしっかり勉強しようと思っています。

試験は諦めなければ何とかなるかもしれない。

そう思って対策するのが(メンタル的にはしんどいですが)1番試験合格の近道になるのかなと、試験が終わった今はそのように考えています。

 

以上が実質今年初受験した際の感想です。

来年にはこのような思いをしなくて済むよう、早めの勉強とアウトプットを実践して、科目合格できるようにしたいと思います。

 

長々としたブログをお読みいただき、ありがとうございました。次回以降はアクチュアリーとは別の話題など雑多にこちらに投稿できたらなと考えています。